最近ジロが出てこなくなりましたのでここらでうpしようかと思います。

長くて飽きるので半分にわけましたw
若い衆結束(?)以前のお話ってことで。
誤字脱字発見したらそのつど直します・・・orz
※誤字訂正・若干の加筆アリ2008.12.06

長くて飽きるので半分にわけましたw
若い衆結束(?)以前のお話ってことで。
誤字脱字発見したらそのつど直します・・・orz
※誤字訂正・若干の加筆アリ2008.12.06
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南極兄弟の24H
とある金曜の夜。
PM7:10
駅ビル内の一角にあるゲームソフトショップへ向かうスーツを着た男、足早に向かう。
こころなしが足取り軽く鼻歌まじりの様子。
レジまで一直線、途中でデモ機の前で小学生くらいの少年の肘に男の脚があたる。
「・・・っと、ごめん」
「あっ・・・」
スーツの男は立ち止まり、少年は同時に声を発し、プレイしてる手を止めてしまった。
そこでゲームオーバーの音。
二人画面をみつめしばし固まる。
しゃがみこんで「ごめんな?」と頭をなでる。
見知らぬ男を警戒しているのか一歩後ずさり頭をぶんぶんと横に振ってもう一度やり直そうとする。
男は立ち上がりレジに向かい
「店長~♪」
奥にいる店員にひらひらと手を振る。
「毎度。予約の届いてるよ」
どうやら顔なじみで他の店員もにこやかに挨拶をする・・・常連のようだ。
「・・・予約特典いらないから安くしてよ?」
若い店員が言う苦笑いで「ソレはいくら赤城さんでもムリっすよ」
「ところであのデモ機いつまでバサラってるの?違うの入れて~?」
「・・・買ったら次のですかお客さん・・・あれでいいんだしばらく」
「何でよ?」会員カード出しながらも何気にたずねる。
耳貸せと言わんばかりに店長が手で招く、ナニナニとカウンターに肘をかけ耳を近づける。
「・・・・今女子高生からOLまで戦国もの流行でな、若いお嬢さん方のギャラリー多いぜ?」
「まじで?」客は顔だけをデモ機に向ける
「・・・なんだよ新聞みろよたまには。あ、ほら言ってるそばから来たぜ?」
あの少年がまだいるリセットがわからなくて戸惑ってるのか集団で着た女子高生に遠慮してかコントローラー手放す。
その集団はキャーキャー言いながら対戦している。
「ああ、なるほどなー絵はきれいなんだけど、も少しひねりがないとなー。」
「そーゆーアンタもその全シリーズ買ってんだろが」
「・・・あん?せっかく親しくなったからココで買ってんのに?そういうこと言う?」
商品が入った袋を受け取りながらおつりも受け取る。
「はいはいすみませんお客さま。ところでハードのほうソロソロ新しいのいかがですか?
「・・動作はどうなんだよ・・・カスだったら使用後でも返品だぜ~?」
そのまま新作とかの情報に華を咲かせること数分。
一通りプレイするとその集団は去って片隅で様子を見てたさっきの子供がまだ恐る恐る戻って来る。
「最近ちょくちょく来るなあ・・の子供」と店長
・・・不慣れなせいかコントローラーをブンブン振り回したりしている。
(うっはーーーなつかしーガキの頃ジロにやらせたらこんなことしててバカにしたら二度とやんなくなったんだよなぁ・・・)
自然と笑みが出てくる・・・頭をかきながら
「・・・wiiじゃねーのになー」
少年に近寄り、背後からコントローラーを握っている手を覆うように掴んだ。
「こーやんだよ」
「!!!」
突然で驚き振り向く
「画面みてろ振り回すんじゃねーのよ、これは。」
「う・うん」
なんとかクリアーした。
「・・・もしかして、はじめてやった?」
こくりとうなずく
「・・・・ママがゲームばかりやってるとバカになるからって買ってくれない・・・」
“バカ”という単語がチクリと胸を痛める。まるで自分が言われた気分だ。
「・・・へ・・・へえそーなのかゲーム脳ってのもあるしな・・・・」
(・・・教育ママって感じ?いやゲームから学ぶもんだってあるはずだ、わかんねーのかよ)
「げむのー?ナニソレ。ぼくね、こういうのやりたいんだけどママが自分の体で戦えって。空手いってるんだぼく。」
クリアーしたのが満足なのか喋り始まったらとまらない
(スパルタなママだな・・おい)
「ママね、空手の先生なんだよ、ぼくも教えてもらってるの道場で一番強くてきれいなんだよ!!」
たいそう自慢げに言う。
ストリートファイターの春麗のイメージが沸いてくる・・・これがある意味ゲーム脳・・・
(・・・美人?いや、自分の母親だしな、自称美人より恐ろしいかもしれない・・・)

「けいすけー!」遠くから女性が探している声がする。
「あ、ママだあ、おこられちゃう」
いや、そんな母親に会ったらたまったもんじゃない
「はやく行けよ・・・じゃあな」
てを振りながらカウンターの方へ後ずさる。
「ばいばいまたねおじさん」
あじさん?このヒトコトにピクリと反応
「おじさんじゃねーよオニイサンと呼べ」
ニコリと笑って手を振りながら走っていく。
(ああ、ジロにもこんな純粋さがあったらな・・・あのへそ曲がりめ!)
棚に隠れているスーツの男
「・・・赤城さんなにやってるんすか?あやしいからやめてくださいよ」店員がこまって様子で後ろから頼む
「ママー!」
ニコニコしながら母親にかけよる
「何処行ってたの?」
買い物を終えた母親らしき人物が子供に尋ねる
「おともだちとあそんでた」
「ともだち?」
「うん、おっきいおにいちゃん」
「ママからはなれないでねって、いってるでしょ?勝手に行っちゃダメヨ?心配するじゃない」
「うんわかったごめんね?」
手を繋いで出口にむかう親子
近くで様子を伺っていた店員がニヤリ笑いながら
「・・・行きましたよ?ほんとにママ美人でしたが」
「マジデか!!見ればよかった・・・しかし他人の嫁だしなオレそんなに飢えてないから?・・・それに新手の誘拐とおもわれたくないしなー」
世の中世知辛いわネーと笑って
「んじゃ」
手を上げ入ってきた出入り口に向かう。
「またねー」店長が手を振る。
「ありがとうございましたー」
****************
マンション
PM8:10
水槽のエアレーションのモーター音しか聞こえない。それと本のページをめくる音。
そのへそ曲がりがソファに座り本を読んでいる。
その静寂をかき消す主が帰ってきた・・・
「ただいま!」
すたすた歩み寄り
「ジロさんお願いがあるんですが♪」
さっきのへそ曲がり扱いは何処へ・・・
「・・・なに」
察しはついているが聞き返してみる

「おっきいテレビ貸して?」
手には新しく買ったソフトが。
もうソレしか頭にない様子。
パッケージも開封済み・・・・取説だして読んだ?
「まさか歩きながらそれみてた・・・?」
「まさか!マンションまではガマンした!」
ものすごい威張りようだ。
(・・・・)
「いいけど飯と風呂先にしてくれ」
「了解!!っじゃあ風呂!」
ジロはキッチンへと向かい、二人分の夕食を出してくる。
ため息混じりに
「今晩オールのつもりか・・・」
PM8:40
「・・・明日午前中研究室行くから。」夢中になる前、聞く耳持ってるうちに伝えておこう。
「ン!!かわった!ごちそう様!」顔の前でパチンと手を合わせカチャカチャ食器を重ね下げる。
キッチンで洗いはじめる。自分の分は自分で洗うこの家のルール。
しかし洗いっぱなしで拭かないのがタロの勝手なルール。
「・・・そこのテレビ使っていい、ただし12時まで」
「え?なにそのオカンみたいな制限!!」
言いつつ部屋へ本体取りにいく。見向きもしない。
「新規プロジェクト立ち上げたばっかでクタクタなくせに寝ろよ」
ジロも食べ終え、蛇口からの水の音で次の言葉はかき消された
「プレッシャーでヘロヘロなくせに・・・」
タロとは違い食器が当たるやさしい音がキッチンから聞こえる
「あ?なに?」
ジャックを差し込みもうポジションきめて座り込む。
ジロは水を止め、もうすでにスタートしようとしてる背中に言う
「とにかく12時までだ、過ぎたらコード抜くから」
「う~~わかったよ!」
なにかひらめいたタロ・・・・・振り向きもせず
「・・・ジロ」
なにか肩が揺れている、笑いをこらえてるのだろう。
「なに」
「これ対戦できるけどお前やらない?」
「やらない」きっぱりと即答
「やっぱり!!!」
ケタケタ笑い転げる。店ではちゃめちゃに動かしてる子供と幼い頃のジロが重なって思い出し笑い。
PM11:58
もうすぐ約束の時間だ、自室よりでるとやはりリビングの中央にさきと同じ態勢でやりっぱなし。
年は上でも弟より夢中になるとそれしか見えない性分。
イスにすわり背後から声をかける。
「兄さんそろそろ時間」

「うん、もうちょっと・・・」
返事がテキトーすぎる。
もう画面しかみえてないようだ。
ジロが壁の時計の秒針を目で追う。
タロは手を止める気配まったくなし。
時計の針がすべて真上になったのを確認したジロはすっと立ち上がり、テレビの方へすたすたと歩み・・・
ブツン
「!!!!!」
コントローラーを持ったまま固まるタロ。
差込口の前に立つジロの片手にはコンセント。
ゲーム本体と繋がるコンセントがを容赦なく抜いた。
無表情のまま
「時間」
一瞬なにが起きたかわからないと言った顔をしてフリーズしてたが数秒後われに返り
「なにすんだテメー!!鬼!人でなし!鬼畜ーーーー!!」
思いつく悪態をつきソファにうずくまる。
「うううう・・やっぱりジロは鬼だ・・・鬼・・・もう少しだったのに!鬼ー・・・」
苦情無視してリモコンでオフにしてその場をさり
「電気消すよ?」
うずくまったまま返事がない。
「・・・・」
一旦部屋に入り毛布を出してくる、ため息ひとつ。
「アホ」
と言いながらも毛布を広げ静かな寝息を立てるタロにふわりとかけ、リビングの水槽のライトとリビングの電気も落とす。
赤城兄弟の一日が終わった。
**********中へ続く
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とある金曜の夜。
PM7:10
駅ビル内の一角にあるゲームソフトショップへ向かうスーツを着た男、足早に向かう。
こころなしが足取り軽く鼻歌まじりの様子。
レジまで一直線、途中でデモ機の前で小学生くらいの少年の肘に男の脚があたる。
「・・・っと、ごめん」
「あっ・・・」
スーツの男は立ち止まり、少年は同時に声を発し、プレイしてる手を止めてしまった。
そこでゲームオーバーの音。
二人画面をみつめしばし固まる。
しゃがみこんで「ごめんな?」と頭をなでる。
見知らぬ男を警戒しているのか一歩後ずさり頭をぶんぶんと横に振ってもう一度やり直そうとする。
男は立ち上がりレジに向かい
「店長~♪」
奥にいる店員にひらひらと手を振る。
「毎度。予約の届いてるよ」
どうやら顔なじみで他の店員もにこやかに挨拶をする・・・常連のようだ。
「・・・予約特典いらないから安くしてよ?」
若い店員が言う苦笑いで「ソレはいくら赤城さんでもムリっすよ」
「ところであのデモ機いつまでバサラってるの?違うの入れて~?」
「・・・買ったら次のですかお客さん・・・あれでいいんだしばらく」
「何でよ?」会員カード出しながらも何気にたずねる。
耳貸せと言わんばかりに店長が手で招く、ナニナニとカウンターに肘をかけ耳を近づける。
「・・・・今女子高生からOLまで戦国もの流行でな、若いお嬢さん方のギャラリー多いぜ?」
「まじで?」客は顔だけをデモ機に向ける
「・・・なんだよ新聞みろよたまには。あ、ほら言ってるそばから来たぜ?」
あの少年がまだいるリセットがわからなくて戸惑ってるのか集団で着た女子高生に遠慮してかコントローラー手放す。
その集団はキャーキャー言いながら対戦している。
「ああ、なるほどなー絵はきれいなんだけど、も少しひねりがないとなー。」
「そーゆーアンタもその全シリーズ買ってんだろが」
「・・・あん?せっかく親しくなったからココで買ってんのに?そういうこと言う?」
商品が入った袋を受け取りながらおつりも受け取る。
「はいはいすみませんお客さま。ところでハードのほうソロソロ新しいのいかがですか?
「・・動作はどうなんだよ・・・カスだったら使用後でも返品だぜ~?」
そのまま新作とかの情報に華を咲かせること数分。
一通りプレイするとその集団は去って片隅で様子を見てたさっきの子供がまだ恐る恐る戻って来る。
「最近ちょくちょく来るなあ・・の子供」と店長
・・・不慣れなせいかコントローラーをブンブン振り回したりしている。
(うっはーーーなつかしーガキの頃ジロにやらせたらこんなことしててバカにしたら二度とやんなくなったんだよなぁ・・・)
自然と笑みが出てくる・・・頭をかきながら
「・・・wiiじゃねーのになー」
少年に近寄り、背後からコントローラーを握っている手を覆うように掴んだ。
「こーやんだよ」
「!!!」
突然で驚き振り向く
「画面みてろ振り回すんじゃねーのよ、これは。」
「う・うん」
なんとかクリアーした。
「・・・もしかして、はじめてやった?」
こくりとうなずく
「・・・・ママがゲームばかりやってるとバカになるからって買ってくれない・・・」
“バカ”という単語がチクリと胸を痛める。まるで自分が言われた気分だ。
「・・・へ・・・へえそーなのかゲーム脳ってのもあるしな・・・・」
(・・・教育ママって感じ?いやゲームから学ぶもんだってあるはずだ、わかんねーのかよ)
「げむのー?ナニソレ。ぼくね、こういうのやりたいんだけどママが自分の体で戦えって。空手いってるんだぼく。」
クリアーしたのが満足なのか喋り始まったらとまらない
(スパルタなママだな・・おい)
「ママね、空手の先生なんだよ、ぼくも教えてもらってるの道場で一番強くてきれいなんだよ!!」
たいそう自慢げに言う。
ストリートファイターの春麗のイメージが沸いてくる・・・これがある意味ゲーム脳・・・
(・・・美人?いや、自分の母親だしな、自称美人より恐ろしいかもしれない・・・)

「けいすけー!」遠くから女性が探している声がする。
「あ、ママだあ、おこられちゃう」
いや、そんな母親に会ったらたまったもんじゃない
「はやく行けよ・・・じゃあな」
てを振りながらカウンターの方へ後ずさる。
「ばいばいまたねおじさん」
あじさん?このヒトコトにピクリと反応
「おじさんじゃねーよオニイサンと呼べ」
ニコリと笑って手を振りながら走っていく。
(ああ、ジロにもこんな純粋さがあったらな・・・あのへそ曲がりめ!)
棚に隠れているスーツの男
「・・・赤城さんなにやってるんすか?あやしいからやめてくださいよ」店員がこまって様子で後ろから頼む
「ママー!」
ニコニコしながら母親にかけよる
「何処行ってたの?」
買い物を終えた母親らしき人物が子供に尋ねる
「おともだちとあそんでた」
「ともだち?」
「うん、おっきいおにいちゃん」
「ママからはなれないでねって、いってるでしょ?勝手に行っちゃダメヨ?心配するじゃない」
「うんわかったごめんね?」
手を繋いで出口にむかう親子
近くで様子を伺っていた店員がニヤリ笑いながら
「・・・行きましたよ?ほんとにママ美人でしたが」
「マジデか!!見ればよかった・・・しかし他人の嫁だしなオレそんなに飢えてないから?・・・それに新手の誘拐とおもわれたくないしなー」
世の中世知辛いわネーと笑って
「んじゃ」
手を上げ入ってきた出入り口に向かう。
「またねー」店長が手を振る。
「ありがとうございましたー」
****************
マンション
PM8:10
水槽のエアレーションのモーター音しか聞こえない。それと本のページをめくる音。
そのへそ曲がりがソファに座り本を読んでいる。
その静寂をかき消す主が帰ってきた・・・
「ただいま!」
すたすた歩み寄り
「ジロさんお願いがあるんですが♪」
さっきのへそ曲がり扱いは何処へ・・・
「・・・なに」
察しはついているが聞き返してみる

「おっきいテレビ貸して?」
手には新しく買ったソフトが。
もうソレしか頭にない様子。
パッケージも開封済み・・・・取説だして読んだ?
「まさか歩きながらそれみてた・・・?」
「まさか!マンションまではガマンした!」
ものすごい威張りようだ。
(・・・・)
「いいけど飯と風呂先にしてくれ」
「了解!!っじゃあ風呂!」
ジロはキッチンへと向かい、二人分の夕食を出してくる。
ため息混じりに
「今晩オールのつもりか・・・」
PM8:40
「・・・明日午前中研究室行くから。」夢中になる前、聞く耳持ってるうちに伝えておこう。
「ン!!かわった!ごちそう様!」顔の前でパチンと手を合わせカチャカチャ食器を重ね下げる。
キッチンで洗いはじめる。自分の分は自分で洗うこの家のルール。
しかし洗いっぱなしで拭かないのがタロの勝手なルール。
「・・・そこのテレビ使っていい、ただし12時まで」
「え?なにそのオカンみたいな制限!!」
言いつつ部屋へ本体取りにいく。見向きもしない。
「新規プロジェクト立ち上げたばっかでクタクタなくせに寝ろよ」
ジロも食べ終え、蛇口からの水の音で次の言葉はかき消された
「プレッシャーでヘロヘロなくせに・・・」
タロとは違い食器が当たるやさしい音がキッチンから聞こえる
「あ?なに?」
ジャックを差し込みもうポジションきめて座り込む。
ジロは水を止め、もうすでにスタートしようとしてる背中に言う
「とにかく12時までだ、過ぎたらコード抜くから」
「う~~わかったよ!」
なにかひらめいたタロ・・・・・振り向きもせず
「・・・ジロ」
なにか肩が揺れている、笑いをこらえてるのだろう。
「なに」
「これ対戦できるけどお前やらない?」
「やらない」きっぱりと即答
「やっぱり!!!」
ケタケタ笑い転げる。店ではちゃめちゃに動かしてる子供と幼い頃のジロが重なって思い出し笑い。
PM11:58
もうすぐ約束の時間だ、自室よりでるとやはりリビングの中央にさきと同じ態勢でやりっぱなし。
年は上でも弟より夢中になるとそれしか見えない性分。
イスにすわり背後から声をかける。
「兄さんそろそろ時間」

「うん、もうちょっと・・・」
返事がテキトーすぎる。
もう画面しかみえてないようだ。
ジロが壁の時計の秒針を目で追う。
タロは手を止める気配まったくなし。
時計の針がすべて真上になったのを確認したジロはすっと立ち上がり、テレビの方へすたすたと歩み・・・
ブツン
「!!!!!」
コントローラーを持ったまま固まるタロ。
差込口の前に立つジロの片手にはコンセント。
ゲーム本体と繋がるコンセントがを容赦なく抜いた。
無表情のまま
「時間」
一瞬なにが起きたかわからないと言った顔をしてフリーズしてたが数秒後われに返り
「なにすんだテメー!!鬼!人でなし!鬼畜ーーーー!!」
思いつく悪態をつきソファにうずくまる。
「うううう・・やっぱりジロは鬼だ・・・鬼・・・もう少しだったのに!鬼ー・・・」
苦情無視してリモコンでオフにしてその場をさり
「電気消すよ?」
うずくまったまま返事がない。
「・・・・」
一旦部屋に入り毛布を出してくる、ため息ひとつ。
「アホ」
と言いながらも毛布を広げ静かな寝息を立てるタロにふわりとかけ、リビングの水槽のライトとリビングの電気も落とす。
赤城兄弟の一日が終わった。
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スポンサーサイト
お二方のしか読んでないけど雰囲気はすげーいいと思う縦書きスキー。
ではうpするかなぞですが作家登録いってくるよwたけ(*´艸`)返信♪猿飛さま
イラストも載せられんだwほえーーーーーー!
じゃあ一応登録しとくかなW
しかし、うわさどおり重いなーーーーたけ(*´艸`)No Subjectそうだよ!
とりあえずは登録してスペース確保だよ!
あそこは使いやすいとは口が裂けても言えないけど
魅力ある場所だよ~
やっぱ縦書きでしょ!
イラスト集とか高尾(*´艸`)No Subjectインテル・・・面白いよね。
重いし、審査なんかでめんどくさいんだけど、「本物」みたいな感じがたまらんですよ。
たけしゃんの絵はそれだけで妄想ワールド広がるし猿飛僕とオカンみたいな弟・下返信♪りひとさんへ♪
きっと
ユカ“姐さん”ですwww
強いおねえちゃんばっか浮かんできてます。
・・・かと言って普通ってどんなのだ?とか標準がよくわからんのですがwwかぐら僕とオカンみたいな弟・下返信♪ぽん。ちゃん!
なんとなく普通の女性はこの妄想には出現しないような気がします。
タロジロどっちか見た目クリソツにする予定。かぐら僕とオカンみたいな弟・下ヽ(´▽`)ノユカ姉さーん!
きっと男前な姐・・・姉さんなんでしょうね・・・・(;´∀`)
続きが楽しみでっす(* ´艸`)りひと僕とオカンみたいな弟・下・・・・・Σ( ̄⊥ ̄lll)・・・・・あ・・嵐の前の静けさ?(・Θ・;)アセアセ…
コッチがドキドキしてきたよぉ・・ぽん。G系ブツ欲返信♪ぽん。ちゃんへ
あんときはすっげー助かりましたw
さすがPIYOwwwタイムリーな情報!!
進化系のアレ、入ってたらチャレンジしてどんなのか教えてねwwwwかぐら物欲ままに返信♪torazeroさんへ
うふふこちらでもコメントありがとうございますー♪
音楽雑誌ってけっこうするんですよねーorz
しばらくはGackt氏祭で買いそうです・・・うれかぐら