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Shangri-la  絵が描ければそこは楽園
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それは愛情です。
それは愛です

・・・なんです突然。

ユカ姉ちゃんのお話。

本日ペンタブ動きが悪いんでカツカツと。
あああああああああああああああああああああああああああああここのお絵かきエディタ使いづらいっての!!!!なんでPIYOと違うの?

ーーーー・・・・従姉妹のユカが来る。

それだけで二人はその日がくるまでの数日、動揺を隠せずにいた。
特に兄のほうが。

体力的に負けていたのは小学生くらいまで、しかし勝とうとは一度も思わなかった。中学になると成長期だメキメキと身長が伸びて今まで上からの視線が徐々に下からと移動はしていたが、従姉妹はそれでも強かった、なにか逆らえぬ威圧感が二人を拘束する。

「・・・・・」
約束の日が来た。
土曜の午後、だだっ広いリビングで二人なにするでもなく・・・固まっていた。

「・・・そろそろ駅に迎えに行ってくる」
燻らせたタバコの煙の行方を辿るように天井を見上げぽつりと言った。

手にしていた本をテーブルに置きため息まじりに
「万が一のためオレはここで待機する」
眼鏡のフレームを指で押し上げ窓の方をみる。外の景色は良い天気だが気持ちは雷雲が立ち込めていた。
「・・・だな」
タロは灰皿にタバコをもみ消し財布と携帯電話を掴みスタスタと玄関へ。

マンションのフロアーまで出ると携帯が鳴った。
ーーーユカだ
「もしもし?」

『駅着いたわよーー』
電話の向こうから軽快な声が聞こえる。
予想より早い登場で焦るタロ
「え?ちょっ!じゃあ駅ん中にいてできれば正面入り口付近絶対どこにも行かないで待ってて!」
一方的に伝えて電話を切り走り出す。
マンションから徒歩10分の駅まで。
出勤に寝坊してもこんな走ったことねえぞクソ!!
ブツクサ言いながら駅までの短い距離を全力疾走。


だから動くなって行ったのに!!!
駅の構内に着いた。土曜の午後はこんなに人いるのか・・・
ハアハア息切らし、あたりを見回すがユカらしき人物は見当たらない。
あのバカ。チョーが付くくらいの方向音痴が!!!!


握っていた携帯電話を開き着信履歴をリダイアル。
ああああ早く出ろ!!!
コール音だけが鳴り続く・・・
『・・・・あ!もしもし???』
こちらの心配を他所に軽い返事。
「あーのー・・・今どこに?」
『え??どこ・・・?』
やっぱりか!!!!!!
『あぁゴメン!おばあちゃんがね、重そうな荷物持ってたからタクシー乗り場まで持ってあげたのよ、で駅ビル?中を通って近道したつもりなんだけど?ちょっと違う景色・・・』
おちつけオレ
「姉ちゃんビルからでた?何見える?」
目印になりそうな店を何件か答えるユカ・・・西口方面か・・・なんで正反対の方に出るかな・・・
「・・・だいたいわかった!ぜってーーーーそっから動くなわかったか!!!!」
それから馴染みのゲームショップの前を通り抜ける、店長が気付いて手を振るのを片手をあげて答える。
「あ?今日は寄らないのかな?」
首をかしげた店長。後ろのデスクで手書きポップを作成してた店員が振り向いて
「ダレです?」
「ああ、お得意さん」

西口の人通りは正面よりはやや少なめだった。
いた!!!!

外でポツンと佇む女性につかつかと歩み寄る
「姉ちゃん!!」
その声で振り向くと声の主にやわらかに微笑み近づいてくる。
「タロ!」
ユカは両手を広げタロの首に巻きつくような形に抱きつく。
「ね・・・ねね・ねえ姉ちゃん?」
予想外の行動にたじろいた瞬間


ドスッ

「・・っ・・かは!!」
みぞおちに鈍痛が・・・。痛みのある場所に視線を向けるとーーーーー

ユカの拳が。

「あんたダレに向かって命令口調?」
ユカの顔をみると笑ってはいるが目だけが怒ってるような感じもする。
いや、ホント怒ってるんだよね?ああ、いつみてもジロに瓜二つな顔で睨みつけている。違うのは長い髪。

タロはその場に膝を着き
「・・・ゲホ・・・すみませんでした」


つづく









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2009'08'01(Sat)23:49 [ 妄想の絶壁 ] CM0. TB0 . TOP ▲
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